新聞の音読

みんなの脳はいま成長期

はじめに川島先生からのメッセージ
体が成長期にあるときは、とくに栄養や運動など、毎日の生活に注意することが大切です。 脳の場合も、まったく同じことが言えます。かしこい脳をつくるためには、脳が成長期にあるときに生活に注意して、きちんと育ててやらなければなりません。  脳の成長期は、赤ちゃん時代から思春期にかけての時期にあたります。このころに、脳がどんな「栄養」をとって、どんな「運動」をしたかによって記憶力やものを作り出す創造力、感情や欲望を抑える自制力などの「脳力」がちがってくるのです。  脳にとって「栄養」や「運動」にあたるのが、ここでおすすめしている音読です。 文章を声に出して読むと、脳の中でもっとも大切な「前頭前野」という部分が活発に働きます。毎日、音読を続ければ、前頭前野がきたえられて「脳力」を高める効果があると考えられます。  音読を毎日の習慣にするためには、新聞を利用するのがもっとも効率的です。朝、とどけられた新聞を声に出して読めば、それだけで脳のトレーニングになります。社会のニュースを知ることもできるので、ぜひ新聞の音読を朝の日課にしてください。  最近は、パソコンやコンピューターゲームなどを利用することが多くなって、前頭前野をあまり使わなくなっています。脳が成長期にある皆さんには、新聞の音読でどんどん前頭前野を使って、「脳力」を伸ばしていただきたいと思います。

 
川島隆太(かわしまりゅうた) 東北大学教授 医学博士
1959年千葉県生まれ。 東北大学医学部卒業。同大学院医学研究科終了。 東北大学講師等を経て現職。
脳のどの部分に、どのような働きがあるかを調査する「ブレインイメージ研究」の一人者。
 

新聞の音読でどんどんきたえよう!

こんな人におすすめ
・勉強ができるようになりたい
・集中力を高めたい
・創造性のある人になりたい
・記憶力をよくしたい
・怒りっぽい性格を直したい
・やる気をだしたい
・人とうまくつきあいたい
・応用力をつけたい

今日から音読トレーニングを始めよう
音読を続けると脳が鍛えられるので、さまざまな効果が期待できます。学習面で伸びるだけでなく、 ものを作りだしたり、気持ちをコントロールしたりする「脳力」もアップすると考えられています。
 
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